ネステナーができるまで

ネステナーは国内に数か所ある提携工場で製造されています。強度計算に基づく設計、高度な技術、そして徹底した品質管理にこだわり続けています。

ここではその製造過程を、逆ネステナー(ポッチ式)の工程でご紹介いたします。

ネステナー
逆ネステナー(ポッチ式)

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ネステナー製造工程

強度計算・設計

エレクター製のネステナーは、安全・安心設計の強度計算により製造されてます。ベースプラス垂直荷重、さらに水平荷重も計算した値を用い、設計されています。エレクターのネステナーが安心してお使いいただける理由のひとつです。

柱材 カット・切断

ご注文サイズと仕様に合わせてアングル材や角パイプを切断機でカット。ネステナーを構成する各パーツとなります。

ベースづくり

ベースとなる横桁・縦桁を、治具(加工されるものを固定して位置決めする補助工具)を用いて設置。プログラムされた設定により、ロボットが自動で溶接します。

柱材の加工

後柱にストッパーを取り付け、溶接します。他のパーツの溶接も同時進行で進めます。パーツの形状や数量によっては、ロボットで作業の効率化を図ります。

部品付け

ベースと前柱や後柱、横柱などを組み合わせ、本体の形として溶接。溶接後はサンダーでバリや溶接ビードを削り落とし、塗装前の仕上げを行います。

塗装

塗料が均一に、かつ適切な厚みに吹き付けられるように、熟練の技を駆使して塗装します。吹き付け距離や角度、ノズルサイズなどを調整しながら、ムラやダマのない美しい仕上がりにします。

乾燥

塗装された製品を加温・加熱・乾燥させることで塗膜の硬化を図ります。気温・湿度などに応じた温度と時間を設定し、炉の温度管理をしています。

完成

ネステナーシールと段積みシールを貼って完成です。細かいひと手間ですが、ネステナーを安全にお使いいただくための配慮を怠りません。

ネステナーとは

ネステナーとは、倉庫や工場の限られたスペースを有効活用するためのスチール製のラックシステムです。

1973年に日本ネスタウエイ株式会社(現エレクター株式会社)がアメリカから日本市場へ導入。2023年11月、日本での「ネステナー」発売開始から50周年を迎えました。半世紀で500万台以上の納入実績が信頼の証です。

使用しない時には組み込んで保管できる入れ子式で、その形が鳥の巣(ネスト)に似ていることから名づけられた「ネステナー」。耐震性に優れ、荷物の形状や運用方法、倉庫のスペースに合わせて効率的な保管・搬送を実現します。

※「ネステナー」はエレクター株式会社の登録商標です


ネステナー納入事例


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