(2023/6/6 更新)
既存の倉庫でも棚を移動棚にするだけで、モノがさらに置けるようになる場合があります。
「もうこれ以上モノが置けない!」、モノが置けるスペースがないので「倉庫を広くしたい!」なんて思ったことは誰でも、一度や二度あるのではないでしょうか。
移動棚「トップトラックシステム」を設置することで、どのように収納効率が向上するのかを、参考例と合わせて紹介させていただきます。
同じ面積と通路幅で、通常の設置と移動棚を比較
倉庫の保管棚を考える際、検討していただきたいのが移動棚です。保管する棚を固定棚から移動棚に変えることで、収納率を上げることができるからです。
上の図は16.45㎡の倉庫で、通常の設置とエレクターの移動棚「トップトラックシステム」を設置した場合の比較です。設置している棚は、すべてD460×W1520mmのサイズです。どちらも通路幅は1mです。
比較すると左のレイアウトではシェルフの数が8台、右はシェルフの数が14台。その差は6台になります。左に比べ、右のレイアウトでは175%の収納率となります。
デッドスペースを解消し、収納効率が大幅にアップ
下の写真と図は、実際のエレクター本社の備品倉庫です。トップトラックの導入前後です。デッドスペースを解消し、収納効率が大幅にアップしました。視認性もよくなり、モノを探す時間が減り、業務の効率化にも繋がっています。
段ボールで数えてみる
1台のシェルフに30個の段ボールを載せるとします。
左のレイアウトでは段ボールが240個、右の移動棚「トップトラックシステム」のレイアウトでは420個も置けます。なんとその差は、180個にもなります。
他の参考例
これらは倉庫内のスペースを通常の設置と、移動棚「トップトラックシステム」を用いた設置の比較例です。移動棚を使うと収納効率が向上するのが分かります。
ドライストレージ(食品庫)
収納率40%UPプレハブ冷蔵庫
収納率35%UP病院(既滅菌室)
収納率40%UP病院(中央材料室)
棚数が2倍に種苗メーカー(恒温室)
収納率10%UP自動車部品メーカー
収納率40%UP事務所倉庫
収納率30%UPエレクターの移動棚「トップトラックシステム」
「トップトラックシステム」は、通常のエレクターシェルフにドーリー(台車)とレール等を設置するだけで、移動棚(移動ラック)になるので、収納効率を大幅に向上できるシステムです。
基礎工事不要で、レイアウト変更や拡張も自在。レールが床面ではなくシェルフの上部にあるので、カートによるピッキング作業も容易に行え、作業の効率化が図れます。さらにシェルフの専門メーカーならではの豊富な棚板バリエーションとサイズで、あらゆる用途と環境に適応します。
移動棚を使用すれば今まで以上の収納が可能になるかもしれません。エレクターの「トップトラックシステム」を倉庫の収納効率UPにご検討ください。
トップトラックシステム製品ページ
https://www.erecta.co.jp/product/toptrack/toptrack_system.html