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「オーダー」から生まれた定番サイズ
エレクターシェルフ ベーシックシリーズ」では、モデルチェンジ前のホームエレクターのオーダー品「サイズ&カラー・オーダーシステム」で多くご注文をいただいたサイズやカラーを定番化しました。「ベーシックシリーズ」へのモデルチェンジで、プロジェクトメンバーとして開発に携わった企画担当者が、定番化したサイズとカラーについて語りました。

企画担当者:営業本部 リーダー 京野英文
(所属組織・役職は掲載当時となります)

お客様の声に応えたサイズ展開

1994年に発売したホームエレクターは、2002年からサイズとカラーをオーダーできる「サイズ&カラーオーダーシステム」を開始しました。ご希望のサイズとカラーのシェルフを1枚から甲府のワイヤーシェルフ専門工場で製造するワイヤーシェルフの専門メーカーならではのサービスです。

2023年1月にホームエレクターは「エレクターシェルフ ベーシックシリーズ」に生まれ変わりましたが、オーダーシステムは「オーダーシェルフ」として受け継がれています。

オーダーシェルフ」では、ワイヤーシェルフは間口サイズが450〜1500mm、奥行サイズが300〜600mmまで、25mm刻みでサイズオーダー可能。ポストの高さは1インチ(25.4mm)刻みで300〜1900mmまで(クロームタイプは2510mmまで)オーダーすることができます。カラーは6色からお選びいただけます。






ホームエレクターの「サイズ&カラー・オーダーシステム」でご注文の多かったサイズやカラーの一部を、モデルチェンジした「ベーシックシリーズ」では定番サイズとしてラインナップに加えました。

ワイヤーシェルフ1500×350ホワイト

●ワイヤーシェルフ 1500×300mm(クローム、ホワイト)
●ワイヤーシェルフ 1500×350mm(クローム、ホワイト)
●ワイヤーシェルフ 1500×600mm(ホワイト)
●3方クロスバー 1500×350mm(クローム、ホワイト)
●3方クロスバー 1500×450mm(ホワイト)
●3方クロスバー 1500×600mm(ホワイト)
●ハンガーレール 間口1500mm用(クローム、ホワイト)
●ワイヤーシェルフ用アクリル板 1500×300mm用、1500×350mm用、1500×450mm用、1500×600mm用
●ポール1200mm(ステンレス、ブラック、ホワイト)

上記のサイズとカラーは定番品としてお待たせすることなく、お求めやすい価格で提供できることになりました。

定番となったサイズの使いやすさ

定番化したサイズには使い勝手の良い理由があるようです。いくつかご紹介させていただきます。

間口1500mm(ワイヤーシェルフ・アクリル板)

間口1500mmのシェルフは倉庫やオフィスで使用されるケースが多いです。倉庫で使用する収納棚は、スペースを有効活用するため、間口以外にも高さや奥行きが重要な要素となります。ベーシックシリーズなら奥行きも高さも自由に選べます。そして棚1段あたり135kgと十分な耐荷重もお選びいただくひとつの理由になっているようです。

一方ホームユースとしてはテレビボードの場合、間口1500mmは55インチクラスのテレビに適しています。間口1500mmのアクリル板も定番化しました。アクリル板を使えばテレビの足も安心です。55インチから60インチ程度のテレビはコストパフォーマンスが良く、最近人気のあるサイズのようですね。ワイヤーシェルフを使用しても空間に統一感が出るように、ホワイトとブラックはマットな塗装に仕上げています。

1500X350ワイヤーシェルフAVボード
ベーシックシリーズ ワイヤーシェルフ W1500×D350mm ホワイト
ベーシックシリーズ ワイヤーシェルフ W1500×D350mm用アクリル板
ベーシックシリーズ ポール 450mm ホワイト

また近年、都内では収納スペースの確保が難しいため、納戸や小屋根裏部屋がある物件が好まれているようです。建物の規模によって、広さが異なるため一概には言えませんが、スペースを最大限有効活用するために間口1500mmという大きなサイズをお選びいただく方が多い印象です。

小屋根裏部屋の設置例
ベーシックシリーズ ワイヤーシェルフ W1500×D350mm
ホワイト
ベーシックシリーズ ポール 700mm ホワイト

高さ1200mm(ポール)

ホームエレクターではポールの高さのご用意が1000mmの次は1400mmでした。その間のサイズとして1200mmが多くオーダーされていたのです。ベーシックシリーズでは定番サイズとしてご用意しています。
ポール1200mm

高さ1200mmのポールはシェアオフィスやコワーキングスペース、カフェの荷物置きとして。家庭内ではタンスや本棚などの家具と高さを合わせて使用したいといったニーズが多いようです。

コワーキングスペースの設置例
ベーシックシリーズ ワイヤーシェルフ W600×D450mm ブラック
ベーシックシリーズ ウッドシェルフ 棚用 W600×D450mm 天板:ウォールナット、フレーム:ブラック
ベーシックシリーズ ポール 1200mm ブラック

お客様の声をデータから反映

一般論ですが多くのメーカーでは調査の上、展開するサイズなどを決めているはずです。私たちエレクターも基本的には同じです。今回のベーシックシリーズへのモデルチェンジにあたり、旧ホームエレクターの「サイズ&カラーオーダーシステム」で、500通りを超えるワイヤーシェルフの実績やパーツの集計を確認していると、注文の多いサイズがいくつかありました。これらはユーザー様が望んでいるサイズだと解釈できました。それならば定番化することによりお客様にお待たせすることなく、コストも抑えて提供できると考え「ベーシックシリーズ」で定番化したのです。

データ分析

話は変わりますが、弊社のオンラインショップでの実績を集計していると、個人のユーザー様なのに業務用のパーツをご購入されている例も見受けられました。その一例が「ポールクランプ」というシェルフの横揺れ防止に効果的なパーツです。家庭用としてのニーズが高いのではと考え、「ベーシックシリーズ」のラインナップに加えました。データから浮かび上がるユーザー様のニーズに応えたいという願いがあるからです。

ポールクランプ

私は以前、営業の部署に所属していたので店頭販売や問い合わせの応対により、エレクターユーザー様と直接お話しする機会が多くありました。現在は企画の部署に所属しているため、直接の接点を持つ機会が少なくなりました。しかしマーケティングで扱うデータをデータとして捉えるのではなく、ユーザー様の声と捉えて業務を行っています。関連部署と協力し、これからもユーザー様に愛される「ベーシックシリーズ」を展開していきます。

ホームエレクターは「エレクターシェルフ ベーシックシリーズ」に生まれ変わりました

ホームエレクターの「業務用のプロから培ったノウハウを家庭用シェルフへ」というコンセプト、日本に合わせたセンチモジュールのサイズ展開はそのままに、2023年1月からは家庭用としてだけではなく、人の営みが生まれる、あらゆる空間で愛されるシェルフに生まれ変わりました。

ベーシックシリーズ・バナー
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