ERECTA 業務用製品 PROFESSIONAL USE

収納・保管~搬送のトータルシステムをご提案


物流倉庫のBCP対策(安全対策)

BCP(Business Continuity Plan)とは、あらゆるリスクに対して、全ての事業または中核事業を継続して(例え一時中断をしても)早期復旧を図る計画で、事業継続計画とも言われます。
地震防災に関しては、従来の防災対策が耐震補強、救出救護・初期消火、安否確認など自組織の防災対策と初動対応計画であったのに対し、BCPはサプライチェーンの復旧や物流の回復をも含めた復旧計画、およびその間の資金計画を含む計画です。従来の防災対策の延長上にあるといえます。
特に物流倉庫では近年、保管物の落下防止対策は荷物を守るという観点だけではなく、BCP対策の一環として捉える企業が増えてきています。ネステナーをはじめとしたエレクターの物流倉庫向け製品を、物流倉庫におけるBCP対策の強化にお役立てください。

ネステナーは数々の大地震において、その耐震性が証明されてきました。

ネステナーが地震に強い理由

どうしてネステナーは地震に強く、倒れにくいのでしょうか?
それは、ネステナーの構造に秘密があるからです。
ネステナーは“制震”と“免震”という2つの構造を合わせもった最強の耐震ラックなのです。

レールオン方式=耐震構造

角度の違う、上下のレール

ネステナーは上レール角度(90°)と下レール角度(82°)を微妙に変えて、図のように僅かな隙間をつくっています。
下レールが上レールを挟み込む格好で、板バネのようにクッションの役割をしています。そのため、地震による振動を受けるほど、また荷重がかかるほど、下レールが上レールに食い込み、安定性を高めます。
また、上段の荷重が下段の柱に直接かからず、左右のレールで受けた荷重がクッション効果によりやわらげられ、4本の柱に分散させる構造になっています。
このように、ネステナー及び逆ネステナーは、レールオンレール方式のため、“地震に強い”という事が言えます。

フォークリフトで段積み作業をするとき、どちらか片方のレールを合わせるだけで、もう片方は必然的に合いますので4本の柱の位置合わせを必要とするラックと違い、段積み作業も楽に行えます。また、後部にはストッパーがあり奥行き方向の位置決めも確実に行えます。これもレールオンレール方式の特長です。

パッシブ型 制震構造

足元が揺れれば、人は倒れないように揺れに対してバランスをとろうとします。この事と同じく、地震の時、構7造物にクッションを入れ、揺れを自然に小さくさせるのが「制震構造」です。
「制震構造」には、パッシブ型、セミアクティブ型、アクティブ型の3種類がありますが、ネステナーは、「パッシブ型」に当てはまります。
「パッシブ型」とは、あらかじめ構造物の一部に揺れ易い構造、たとえばクッション等を置き、地震の時この部分がエネルギーを吸収、または逆にエネルギーを逃がし、揺れをコントロールして本体部分の振動を制御する構造です。
ネステナーの、角度の違う上レールと下レールのクッション作用が、この働きをしています。
あらかじめ揺れ易い部分、すなわち上レールと下レール部分に隙間が出来て、クッション効果により共振を防ぎ、制震効果を発揮します。特別にエネルギーを加えずに制震効果を上げる事が出来るのです。

ムーバブルラック=免震構造

床に固定しないラック

地震の時、他の層に柔らかい層があると、その層は他の層に比べて大きく揺れます。
図のような4層の建造物があるとして、この時第1層が他の層より柔らかく出来ていると、柔らかい層に地震のエネルギーは集中しやすく、他の層よりより大きく揺れます。そのため他の層にはあまりエネルギーは伝わらず大きな崩壊はありません。
大きく揺れても第1層がその動きについていける構造(柔らかい層)であり、大きな変形の能力があればエネルギーを吸収し、他の階層揺れを軽減します。これが「免震構造」です。

積層ゴムを利用した短い柱の上に構造物全体(ビル、マンション等)をのせたものが「免震構造」の代表的な例です。
ネステナーは移動式ラックなので設置面が固定されていないため、最下層に柔らかい層を作ったのと同様の機能を発揮します。大きな揺れに対しては、ネステナー全体が前後左右に移動し、各段のレールも移動することにより、振動に対処するのです。

※ネステナーは地震に強い構造体ですが、だからといって地震等災害全ての耐震性を保証するものではありません。

ネステナー 振動試験の実施

ネステナーは、平成7年1月に発生した“阪神大震災“において、お客様から『倒壊が少なく、商品を最も安全に保管できるラック』として、高い評価を受けました。この事実を受け、科学的な立証をするため、平成11年2月、厚生労働省産業安全研究所において、『振動試験』を実施し、“震度7(最大加速度455gal)で異常なし”との結果を出しました。
※この時の震度と加速度の目安は、前項表の”震度7=400gal以上”の考え方に基づいたものです。また、この試験結果は、周囲に障害物のない定盤上での試験値ですので実際の地震災害時の安全を保証するものではありません。


ちなみに、平成8年3月、同じく厚生労働省産業安全研究所にて『鉛直荷重試験』及び『水平荷重試験』を実施し、鉛直試験においてはP-MAX 116.0KN(11600kg)という高い強度を立証致しました。また、通常、ネステナーは、JIS Z0620・1977(パレットラック)に準ずる建築基準法施工令第88条5項において許されている水平震度係数最小値 K=0.1を採用し、強度計算をして製造しております。(K=0.1G G=重力 0.1G=100gal)

他社製品との比較

パレットがすべる、商品が落下するリスクを防ぐ

物流倉庫では、地震のときネステナーに保管している荷物がパレットごと滑って落下することがあります。
いくら耐震性のあるネステナーだからといって、保管している中の荷物が落ちてしまっては意味がありません。また、多くの人が働く倉庫で荷物が落下することは、大変な危険を伴います。人命や荷物(=会社の財産)を守るためにも、保管商品の落下防止対策が必要不可欠です!

倉庫内の事故を防止する

製品で防ぐ

日常点検で防ぐ

ネステナーは長くお使いいただける製品だからこそ、その劣化には気付きにくいものです。倉庫内の安全を守るためにも、日々の点検をお勧めいたします。

特殊な用途や、重量物に適した仕様の製作も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

エレクター株式会社

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